ピアノを習うには楽器が必要になります。
『ピアノは高いし近所迷惑だし』、『習ってもいつまで続くか分らないし』
デジピにしよう!っと近頃ほとんどの方がデジタルピアノをお選びになるようです。
そこで楽器について少しお話しますと、
ピアノとデジタルピアノはまったく違います、アップライトピアノとグランドピアノも違います。
可能な限り、初歩のうちから良い楽器を使っていただきたいと思いますますので、
ピアノを習うにはグランドピアノをお選びいただくのが一番でしょう。
でもちょと待ってください!『ピアノを弾きたい』、『音楽を楽しみたい』、という思いがあるのに、
グランドピアノが買えなと習えないのでしょうか?ピアノが買えないとピアノを弾いちゃいけないのでしょうか?
それもおかしなものですね! 住宅事情等で、どうしてもピアノが置けない方、
趣味として楽しみたいという方はデジタルピアノでも楽しめるでしょう。
そこで、大きく違うピアノとデジタルピアノについて、よい点悪い点をあげてみますので、
よく考えて購入していただければと思います。
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〜特徴〜
鍵盤を押すとハンマーがピアノの中に張られた弦を叩きます、その叩き方によって、さまざまな音色・大きさを出すことが出来ます。
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〜特徴〜
強弱を数値化されたデータに割り当てるため、ピアノのように様々な音色・大きさを出すことが出来ない。 |
〜プラス面〜
・タッチにより無限の音を出すことができる。
・調整すれば長期間使用できる。
・音の広がり方が綺麗で余韻もある。
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〜プラス面〜
・音量調整やヘッドフォンで夜間練習も出来る。
・価格の幅が広い。
・ピアノに比べて軽く・持ち運びできるものもある。
・パソコンと繋いで様々な使い方が出来る。
・調律が必要ない |
〜マイナス面〜
・音が大きく、近所迷惑
・価格が高い
・重い
・音をMIDIとして記録する事は出来ない
・一年に一回調律が必要 |
〜マイナス面〜
・タッチの差は段階的で音色の変化は付かない。
・電子部品を使っているため寿命が短い。
・音の広がり方は電子的 |
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簡単にあげると上のようになると思います。
そこで、『クラッシックピアノを習うとは?』についてお話させて下さい。
本来クラッシックピアノのレッスンとは、楽譜に書かれた曲をいかに美しく歌って弾くかを身に付けるためにあります。
楽譜の通りに指を動かすことを目的とするものではありません。
『ピアノを習う=楽譜の通りに弾く』っとカン違いされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
美しく歌って弾くには一音一音の音色に気をつけて、指先に神経を集中して弾かなければいけなかったりで、
どんなに簡単な曲でも美しく弾くのは難しいものです。
楽器の話に戻りますが、近年のデジタルピアノは一昔前に比べて鍵盤のタッチ感もピアノに近づいたような気がします。
強弱もある程度付きますし・・・。ただ、どんなに最高級のデジタルピアノでも音色に変化はほとんど付きません。
まとめですが、クラッシックピアノをきちんと勉強するためには最低アップライトをおすすめします。
音色云々より、パソコンと繋いでみたり、好きな曲を自分なりに楽しく弾きたいという方はデジタルピアノが楽しいでしょう。
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